飛翔



詩 「花雪」

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「花雪」

二階の
レースのカーテン越し

あ、
ゆき

一瞬の間をおいて

ああ、
木蓮の花が満開だ

と気づく
この季節


真っ白な花が
樹いっぱいに
ふり積もる

忘れず
みごとに
花積もらせる


暖かな
雪景色へと誘(いざな)う
真白き君の
優しき春の日
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# by hikoko-ex | 2006-04-07 16:31 |

詩 「春の嵐」

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「春の嵐」

とつぜん
大粒の雨がつきささる

雷の響きが
だんだんに迫ってくる

花散らせ雨
となって
荒れ狂う


気持ちの良い春を
迎えるための
儀式


美しい
梅も桜も木蓮も
すべてを流し

新しい春の
百花繚乱の舞台を
始めるために
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# by hikoko-ex | 2006-03-30 23:49 |

詩 「飛沫」

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「飛沫」

飛び散った
ちいさな
一滴の

さらに
砕け散った
ミクロンのちいさなちいさな
一滴

それとても
水には
ちがいない

分子記号は同じ
H2OとH2O

元素記号は
HとOに分かれても

いつかまた
H2Oに
戻ることもあるだろう

数あるなかで
この巡りあわせは

地球の命を
育むもの

どんなにちいさな
一滴でも
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# by hikoko-ex | 2006-03-26 19:33

詩 「意志」

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「意志」

時がくれば必ず
芽吹き
時がくれば必ず
つぼみをつける

時がくれば必ず
はなひらき
時がくれば必ず
葉を落とす


だれが
きめたか

だれが
統(す)べているか

だれも
しらない


それでも
すべてのものは
おおきな
流れの中で
うまれ
きえゆく

自然の摂理に
したがって


あなたも
わたしも
ただ
したがうだけ

意志をもって
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# by hikoko-ex | 2006-03-19 23:56 |

詩 「いつか」

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「いつか」

あなたたちのところへ
わたしも
いつか

いつかは
まいります
いつか

けれど
いまはまだ

まだいまは
そのときでは
ありません

まだここで
やりのこしたことが
あまりにも
たくさん

わたしはまだまだ
いけません

だって

そうおもうでしょう?

わたしのいきかたに
ふまんは
おもちでしょうが

だからこそ
もうすこし
いずまいを
ただしてから


そうおもうでしょう?

だからまだ
もうすこし
みまもっていてくださいね
     
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# by hikoko-ex | 2006-03-17 12:06 |

詩 「輝望」

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「輝望」

ひさかたぶりの
あかるい夕焼け

冬の軌跡は
ゆくえしれず

新たな季節は
未来を呼び込む

沈みゆくものの
悲しみなどなく

明日にむかう
希望のみあふれ

ちいさな己を
射るように照らす


ありがとう
これで明日を
信じられる


☆☆久しぶりの派手な夕焼けに、いつのまにか少し日が長くなっていたことに気づいた。
   春もいつのまにかやってきてるんだと思う。
   夕陽が心も軽くしてくれた。
いつまでも心に冬をひきずっている場合じゃないと思えた。
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# by hikoko-ex | 2006-03-17 12:01 |

詩 「きっと輪廻」

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「きっと輪廻」

生まれ
生き
死んでゆく

生まれ
生き
死んでゆく


それぞれの
生を

それぞれの
道で

生まれ
生き
死んでゆく


それぞれに
楽しみ

それぞれに
悲しみ

生まれ
生き
死んでゆく


貴方は
楽しむことが
できましたか

貴方は
悲しむことが
できましたか


貴方は充分
頑張った

貴方は充分
生き抜いた


だからきっと
明るい死

だからきっと
次の生も楽しんで

☆☆最近、訃報が二つ続きました・・・
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# by hikoko-ex | 2006-03-14 21:17 |

詩 「空の奴隷」

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「空の奴隷」

春まだ浅い
こぬか雨

せっかくふくらんできた
あらたな季節への期待も
なんだか今日は
しとしと濡れて
ちいさくしぼむ

なにをするのも
すこし億劫

空の様子に
こんなにも
左右されるんなんて

私のご主人様は
空?

いいえ
けれど
私の心は
空の鏡

貴方が暗いと
わたしまで・・

あああ
あしたは
はれてほしい・・
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# by hikoko-ex | 2006-03-11 14:38 |

詩 「東風(こち」

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「東風」    ・・こち・・

膨らんで
膨らんで

もう
空にとどくよ

東風ふいて
たよりもとどいた

あたらしい季節の
清々しさ
いっぱいに
膨らんで
膨らんで

いま
空は
東風の香りで
あふれかえる
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# by hikoko-ex | 2006-03-10 11:29 |

詩 「あとかた」

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「あとかた」

ふきのとうが
かおを
のぞかせたよ

しろいゆきは
あとかたもなく
きえてしまったけど

ふゆまえからの
おちばのじゅうたんを
きりわけて

はるはどこだと
ちらりとのぞく

かためをつむって
はるのありかを
たしかめる

やっぱり
そこにもう
いるじゃないかと
ばんざいするように

ほら
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# by hikoko-ex | 2006-03-06 15:46 |


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